Amber


琥珀(アンバー)は、今からおよそ数千万年から一億数千万年前にかけての太古の時代の
木の樹脂が固まったものです。それは琥珀によく似てはいるが、より年代の新しいコパールと
呼ばれる固形物やヤニに対して、一般には化石樹脂と呼ばれています。
しかし、中には少ないながらも赤身の強いものや淡く緑味を帯びたものもあります。
アンバーの取り扱いは、他の宝石と比べると難しそうですが、実際には、
真珠などを扱うのとほとんど変わりません。
宝石らしく大切に愛情を込めて扱っていただければいいのです。
アンバーには、他の宝石にはない特徴があります。それは、比重が軽いことです。
このため鉱物質の宝石では無理なデザインの宝飾品でも、
アンバーを使えばボリュームあるデザインが可能です。






